保育関係のお仕事は、服装が厳しいというイメージを持たれている方もいると思います。
初めての保育実習となると特に悩みますよね。
せっかく実習へのやる気はあっても見た目で印象を悪くしてしまうともったいないです。
今回は保育の実習先での服装・身だしなみについてお伝えします。
通勤時の服装
基本的にはリクルートスーツやビジネススーツで通勤しましょう。
とくに指定が無く園から私服通勤でいいよと言われた場合は、
例えばブラウスやポロシャツの上にジャケットを羽織り、下はチノパン、パンプスなどを履くといいでしょう。
園に入る際に保護者や地域の方々に会う可能性もあります。
清潔感があり着替えやすく、露出が少ない落ち着いた色合いの服装を心がけましょう。
保育中の服装
保育中は動きやすく・安全・清潔感のある服装を心がけましょう。
◇暑い時期は無地のTシャツやポロシャツなど
◇寒い時期はトレーナー・ジャージなど
Tシャツの場合首元がしっかりと締まっていてしゃがんだ時に腰が見えない長さの服を選びましょう。
どれも基本は無地で、出来れば白・ベージュ・グレー・淡いピンクなど優し色合いのものが好ましいでしょう。
◇下は動きやすいジャージのズボンまたはストレッチパンツがおすすめ。
黒や紺などの無難な色を選びましょう。
保育中のNGな服装
フード、ひも付きの服・飾りボタンやビーズなど装飾が多い服は子どもや実習生が怪我や誤飲をする恐れがあるためNGです。
露出が多い・派手すぎる服も学びに行く場には適切ではないので避けましょう。
髪色・髪型について
髪色は人の印象を大きく変えます。
明るい髪色は素敵ですが、実習期間は学びの期間です。
黒髪で実習を受けましょう。
それまでは明るい髪色だったとしても基本に戻る意味で黒染めで戻しておきましょう。
地毛が明るめの色で心配…という方は、学校の実習担当の先生や実習先での事前訪問の時に事前に相談してみてください。
そして髪型について。
セミロングやそれ以上に髪が長い方は必ず結びましょう。
長い髪を結ばずに実習を受けた場合に起こりうる事故をお伝えします。
◇子ども達から引っ張られてこけてしまう可能性がある。
◇視界が悪くなり子どもの突然のトラブルに気づけない。
◇小さい赤ちゃんを抱っこするときに髪の毛が赤ちゃんの目に入る。
◇食事の援助をしているときに髪の毛が子どものご飯についてしまう。
髪を結ばないだけでこれだけの様々な事故が予想されます。
衛生的に考えても、あまりよくありませんよね。
未然に事故が起きるのを防ぎましょう。
前髪も表情が見えるように顔にかからないよう気を付けましょう。
爪の長さも気を付けて
服装も髪も整えた!
ここで忘れがちなこと、
それは、爪です。
爪は必ず短く切る。ネイルは落としましょう。
子どもは急に走り出したり止まったりジャンプしたりと時に予想もしない動きをします。
そんな時に伸びている爪が当たってしまうと子どものことを傷つけてしまいます。
そして給食の準備を手伝うことも。これも衛生的に悪いですね。
実習の朝、爪のチェックもお忘れずに。
そしてネイル。
ネイルを落として実習を受けてほしい理由はたくさんあります。
◇ネイルのために伸ばした爪で子どもの肌を傷つける恐れがある
◇ネイルがはがれた部分に汚れがたまり不衛生
◇欠けたりはがれたりするとその成分が子どもの口に入る恐れがある。
◇細かい作業に不向き
◇子どもたちに少なからず影響を与える
最後に
まだ学生さんですが実習中は子どもにとっても保護者にとっても
「先生」では変わりありません。
髪色だったりネイルだったりは少し我慢の時ですね。
実習後の楽しみに取っておきましょう。
あなたの保育園・幼稚園実習がより良いものとなりますように。
頑張ってくださいね。応援しています。
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